解放・破棄処理
Room ライブラリを基準に記載しておりますので、特に断りがない場合 Core ライブラリをご利用いただいている場合は Channel と読み替えてください。
また、リソースとは、SDK で生成される全てのインスタンスおよびそのメモリを指します。
Room の管理
Room インスタンスは操作不要な状態になるまでアプリケーションで管理してください。
OK
let room: P2PRoom? = try? await .find(by: query) // 入室 let member: LocalP2PRoomMember = try? await room?.join(with: nil) ... // 退出 try? await member.leave() // Roomを含むリソースが不要になった await room.dispose() room = nil
NG
let room: P2PRoom? = try? await .find(by: query) // 入室 let member: LocalP2PRoomMember = try? await room?.join(with: nil) ... // 破棄 room = nil // 危険: クラッシュする可能性があります try? await member.publsh(stream, options: nil)
Room を閉じた後の挙動
誰かが明示的に Room を閉じたときに Member が入室していた場合、 Publish と Subscribe を中止して退出します。
Room を閉じた後にそこで生成されたリソースの操作はエラーになります。
SkyWayを終了する
アプリケーションにおいて SkyWay の機能を利用しなくなった場合、Context.dispose()
をコールすることで SkyWay サーバーとの通信を切断し、SDK で管理している全てのリソースを破棄します。
Member の Room または Channel の退出処理は行うことは必要です。
また、Context.dispose()
をコールした後、それまで生成したリソース(インスタンス)にアクセスしないでください。
アクセスした場合の挙動は未定義でアプリケーションがクラッシュする可能性があります。
dispose()
後に再度 setup(withToken:options:completion:)
することで再度 SkyWay サーバーと接続できます。