対応コーデック

概要

SkyWay ではやりとりする音声や映像などのメディアのコーデックをユーザが指定できます。 音声コーデックは Opus がデファクトスタンダードとなっており、現状そのほかに選択の余地はありません。一方で、映像コーデックは VP8や H264などのさまざまなコーデックを(消費電力や映像品質などの)重視する特性やデバイスに応じて選択することで、ユーザのプロダクトに合わせた最適化を行うことができます。

分類

SkyWay で利用可能なコーデックは、サポートコーデックと指定可能コーデックの2つに分類されます。

サポートコーデックはコーデックに重大な Issue が見つかった場合やブラウザ/SDK のアップデートの場合に動作検証を行い、問題があった場合に対応します。 指定可能コーデックはリリース時には動作確認を行いますが、サポートコーデックと違い定期的な動作検証を行いません。

また、P2P の場合と SFU の場合でも利用できるコーデックは異なります。

サポートコーデック

P2P

JavaScript/iOS/Android SDK共通

  • 映像コーデック
    • H264
    • VP8
    • VP9
  • 音声コーデック
    • Opus

SFU

JavaScript SDK

  • 映像コーデック
    • H264
    • VP8
  • 音声コーデック
    • Opus

iOS/Android SDK

  • 映像コーデック
    • VP8
  • 音声コーデック
    • Opus

指定可能コーデック

P2P

JavaScript/iOS/Android SDK共通

  • 映像コーデック
    • AV1
  • 音声コーデック
    • Opus/RED

SFU

JavaScript SDK

  • 映像コーデック
    • VP9(simulcast には非対応)